【イギリス留学】”Fairtrade Fortnight”に参加してみた

Hiya! イギリス・ヨークに留学している【ミキ】です!

今回は2月末〜3月頭にイギリスで開催されていた”Fairtrade Fortnight”についてご紹介します。


Fairtrade Fortnight(フェアトレードフォートナイト)とは

Fairtrade Fortnightは、イギリスのFairtrade Foundationが主催となって毎年2月〜3月に開催している、フェアトレードの推進を目的としたキャンペーンです。

フェアトレードは途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、現地の生産者や労働者の生活改善及び自立を目指す「貿易の仕組み」です(Fairtrade Japanより)。

日本でも最近取り上げられることが増えたため、耳にしたことがある方や実際にフェアトレードの製品を手にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

イギリスでは2001年にGarstangという街で世界初の「フェアトレードタウン運動(町ぐるみでのフェアトレードの推進を目指す運動)」が始まり、427の町がフェアトレードタウンに登録されています(2022年4月現在)。

世界のフェアトレードタウンが30の国で2000ほどなので、世界の中でもフェアトレードを積極的に推進している国と言えます。

ちなみに日本のフェアトレードタウンは2022年4月現在で6都市です!

実際にイギリスではスーパーでも多くの商品にフェアトレード認証がついていたり、町にもチャリティショップやフェアトレードのお店が多くあります。

またフェアトレードに限らずアニマルフリーの食品やレストランのメニューなども充実していて、日常的に「エシカル(倫理的な)」な選択をできる環境が整っている印象を受けました。

今年は2月21日から3月6日までが期間となり、また昨秋にCOP26がグラスゴーで開催されたこともあって、特に「フェアトレードと気候変動」に焦点を当てたイベントやセミナー等が各地で開催されました(ちなみに”Fortnight”は「2週間」を意味するイギリス英語です💡)。


教会でのFairtrade Fortnightとオンラインサロン

〈教会でのストール〉


私はこの期間に、知人の紹介で教会での夕食会とオンラインサロンに参加してみました。

この教会の夕食会には別の機会にも参加したことがあったのですが、この日はフェアトレード製品のストールもあって大にぎわい!

チョコレートやコーヒーなどの定番のものから手づくりのアクセサリや竹でできた靴下など、どれも魅力的で私も買わずにはいられませんでした。笑

フェアトレードの商品は作った方の名前がわかるものもあり、何だか温かさを感じます☺

〈思わす買ってしまいました笑〉


もう一方のオンラインサロンはあるフェアトレード普及団体が主催したもので、フェアトレードビジネスを行うゲストのスピーチや国内の活動紹介、COP26のディスカッションや各々の活動の意見交換等などが行われました。

出会った方々とお話しする中で特に印象に残ったのが、現地の方の自国のフェアトレード普及状況に関する認識です。

こんなイベントがあるくらいなので、日本ではイギリスが先進事例として取り上げられることもある、と伝えると、「どうして!?」と驚かれました。

「全体的に認知度は高くなっているけど、実際は人によるし意識が高いとは思わない」そうです。

彼はだいぶ謙遜していたのだと思いますが(笑)、日本でもイギリスでも、普及団体が感じている課題は似ている、というのは意外な発見でした。

それでもイギリスのエシカル消費が全体として盛んなのは事実なので、まだまだ学ぶところは多そうです。


さいごに

Fairtrade Fornightでは”Choose the world you want”という言葉がよく聞かれました。

日本でも関心が高まりつつあるフェアトレードやエシカル消費。

社会のために…と考えると少し難しく感じるかもしれませんが、自分の選んだもので誰かを幸せにできたらとっても素敵だなあ、と思います😊

今まであまり馴染みがなかった、という方も、お買い物の際に「これはどこで誰が作ったのかな?」と少し注目してみるのはいかがでしょうか👀

そしてイギリスを訪れる機会があれば、ぜひスーパーなどのフェアトレードにも注目してみてくださいね!

それではまたお会いしましょう!See you soon!


この記事を書いた人:

0コメント

  • 1000 / 1000