【ベルリン留学】コロナ禍、留学を決めるまで
ベルリン留学中、【チアキ】が担当します📚
「世界的な状況を見て、今年度の渡航は禁止」。
ずっと目指してきた留学の夢が、ちょうど1年前、バラバラになりました。
あれから1年、留学実現までの道のり、考えていたこと、まだ安心できない状況だけれども、それでもなぜ今留学をするのか。今日はそんなことを少し、お話したいと思います。
1年前の決定
私は、実は去年(2020-2021年)に留学予定だったのですが、コロナの影響で1年延期をしています。
私の大学では交換留学は3年生で参加するのがスタンダードで、私は今4年生です。
私の場合は、「新卒」として就活をし、4年で卒業し、予め敷かれたレールを進むよりも「留学」への想いが強かったため、留学辞退の選択肢はあのときありませんでした。
また、私の留学の目的も「現地で生活をする」ことだったため、オンライン留学という選択肢もありませんでした。
あの頃は「来年になったら、さすがに行けるだろう」とお気楽に考えていましたが、私の住んでいる東京でも感染者数がますます増え、今年も留学を断念せざるを得ないのではと考えるようになって。
留学実現への最も高い壁は、「外務省による感染症危険レベルが2に下がるまで渡航はできない」という、大学からの条件でした(これでも、当初の基準であった「レベル1」からは緩和されたのですが)。
履修計画も、人生計画も立てられず、ドイツ語の勉強のモチベーションも上がらず、なんとなく、ずーっとモヤモヤしている感じ。
それでも、教職課程(中高国語科教職課程)の残りの科目を履修したり、内部の大学院プログラムに応募したり、このブログのきっかけでもあるトビタテ!留学JAPANに応募するなど、今できることをやろうという気持ちでなんとか乗り切りました。
くよくよしていても、状況がよくなるわけじゃないから!の精神!
渡航許可が下りて
この状況下でも渡航を許可すると発表されたのは、6月のことでした。
大学の新しい渡航条件は、
1) 留学先国が、留学生の新規入国を認めている
2) 留学先大学が、交換留学生の大学キャンパスへの入構を認めている(十分な数の対面授業が実施されている)
を満たしていれば危険レベルにかかわらず渡航を許可する、というもので、
これを聞いたときには、信じられず、とにかく嬉しくて、叫んだのを覚えています。
ここからはとんとん拍子で物事が進み、ワクチンも渡航前に2回、無事に接種できました。
ベルリンに到着して
私が今ベルリンにいるのも、留学先大学にオンライン授業の選択肢がなかったこと、留学先大学が延期を許可してくれたこと、ホームの大学が条件を緩和してくれたこと、家族が留学に前向きで背中を押してくれたこと、そして医療従事者のみなさまが寝る間を惜しんで闘ってくださっていることなど、さまざまな条件が重なったからです。
まだ、渡航ができていない仲間もいます。だからこそ、一瞬一瞬に感謝して、せっかく与えられた時間を無駄に過ごすことはしたくありません。
確かに、コロナ前の留学ほどは、現地の生活は満喫できないかもしれません。イベントも減っているし、建物には入場人数制限があるし、どこへ行くにも感染の不安がある。
それでも、現地の人たちは生活をしている。現地の学生は、勉強を進めている。
日本にいても同じならば、チャンスが目の前にある今、留学をしよう。
そんな思いから、渡航を決めました。
早くも2ヶ月が経ってしまいましたが、これから、コロナ禍での留学生活について綴っていきます。
お時間と興味があれば、ぜひ読んでいってくださいね~🥨
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