【本場イタリアの味】簡単で美味しいパスタレシピ(Part 1)

Ciao!  Buongiorno!

イタリアのミラノで留学中のYoshiiが、簡単で美味しいレシピを沢山お届けします!


初回は、イタリア留学中に作って美味しかったパスタのレシピを紹介します。

今回はPart 1と題して、下記の①〜④のレシピを記載しています!


〈パスタのレシピ一覧〉

(Part 1)

ブロッコリーとアンチョビのパスタ (Pasta con broccoli e alici) 〜ゆるいパンチ〜

カルボナーラ (Spaghetti alla carbonara)  〜コッテリ満足〜

ジェノベーゼ (Pesto alla genovese)  〜まろやか仕立て〜

リコッタとくるみのペスト (Pesto ricotta e noci)  〜ほんのり甘い〜

(Part 2)

ツナとケーパーのトマトソースパスタ (Pasta al pomodoro con tonno e capperi)

〜酸味でサッパリ〜

ミートソーススパゲッティ (Pasta al ragu)  〜腹持ち良し〜

ツナとキノコの和風パスタ 〜醤油is our soul〜

(Part 3)

キノコクリームパスタ 〜キノコ好きに捧ぐ〜

ぺスト・カラブレーゼ (Pesto alla calabrese) 〜ほろ辛い〜

トルテッリ (Tortelli)  〜調理が簡単〜


ブロッコリーとアンチョビのパスタ (Pasta con broccoli e alici) 〜ゆるいパンチ〜

説明

日本で有名なペペロンチーノ(イタリアでの正式名称は、“Aglio olio e peperoncino”)にアンチョビ(alici)とブロッコリー(broccoli)を加えて、パンチとヘルシーを兼ね備えた味わいの一品。アンチョビの塩気の効いた風味と、ブロッコリーの優しい甘さの相性が良いです。


材料(2食分)

スパゲッティ:約200g

ブロッコリー:好きなだけ

アンチョビ:4~5切れ

ニンニク(aglio):2~3片

オリーブオイル(olio):少々

塩:パスタとブロッコリーを茹でる時に使用。

茹で汁:少々(約50ml)


調理手順

1. 湯を沸かす。

2. 湯を沸かす間に、にんにくをみじん切り、ブロッコリーを食べやすいサイズに切る。(葉のついた先端の方の茎を切り落とす。)

3. フライパンで、オリーブオイル(油なら何でも良い)を注ぎ、ニンニクを弱火で1分少々炒める。

4. パスタを茹でる。茹で終わる1分半前にブロッコリーを投入。アンチョビを細切れにして用意しておく。

5. 茹でたパスタとブロッコリーをフライパンに移す。茹で汁少々とアンチョビも加えて、アンチョビが溶けて、とろみが付くまで弱火で和える。


コメント

シンプルで美味しいが取り柄のペペロンチーノですが、+2分ほどの手間で、タンパク質と食物繊維も備えた、ウマウマ健康料理に早変わりです。結局シンプルイズベスト。


カルボナーラ (Spaghetti alla carbonara)  〜コッテリ満足〜

説明

本場のカルボナーラ(Spaghetti alla carbonara)はミルクやクリームを使わない。これが一番大事。チーズを多めに入れることで、こってりした味わいがより深くなります。


材料(2食分)

スパゲッティ:約200g

タマネギ(小):1個

ベーコン (pancetta):半パック (約30g)

卵(uovo):2個

パルメジャーノチーズ (Parmeggiano):好きなだけ

塩:パスタを茹でる時に使用。

胡椒:少々


調理手順

1. 湯を沸かす。

2. 湯を沸かす間に、タマネギをみじん切り、底の深い皿に卵とパルメジャーノチーズを入れて混ぜておく。

3. フライパンで、オリーブオイル(油なら何でも良い)を注ぎ、タマネギとベーコンを弱火で1分少々炒める。

4. パスタを茹でる。

5. 茹でたパスタとタマネギ、ベーコン共々、卵の入った皿に移す。胡椒を加え丁寧に混ぜる。


コメント

個人的にカルボナーラは、ペペロンチーノの次に簡単に作れるパスタだと思います。

カルボナーラの調理の様子


ジェノベーゼ (Pesto alla genovese) 〜まろやか仕立て〜

説明

日本で言うところのジェノベーゼ又はバジルソースは、イタリアで“Pesto (ペスト) (alla genovese)”の名で親しまれています。Pestoの材料は、バジル、ニンニク、松の実、チーズ(パルメジャーノとペコリーノ)、オリーブオイル、塩です。意外と複雑ですよね。

自分は、市販のペースト単体で味付けすると香りが強く、味に深みを感じられないため、普段、白ワインを加えて味をまろやかに整えています。

(ヨーロッパでは、日本の料理酒の代わりに、調味用ワインが売られています。)


材料(2食分)

スパゲッティ:約200g

タマネギ(小):1個

パプリカ (Peperone):1個(黄色が合う)

白ワイン:少々

ペスト:たっぷり

塩:パスタを茹でる時に使用。

茹で汁:少々


調理手順

1. 湯を沸かす。

2. 湯を沸かす間に、玉ねぎを細切り。パプリカを食べやすいサイズに切る。

3. オリーブオイル(油なら何でも良い)で、玉ねぎとパプリカを中火で炒める。2分程炒めたら、白ワインを加える。野菜が柔らかくなるまで炒めたら火を止める。

4. 茹でたパスタを、野菜を炒めていたフライパンに移す。茹で汁少々と、たっぷりのペストを加えて、弱火で和える。


コメント

Pestoのチーズと、白ワインがマッチして、マイルドな味わいの中で、バジルのフレッシュな香りを味わえます。炒めて甘くなった玉ねぎとパプリカとの相性も良いです。他に加えるとしたら、ベーコン (pancetta) かしめじ (funghi) といった所ですかね。


リコッタとくるみのペスト (Pesto ricotta e noci) 〜ほんのり甘い〜

説明

リコッタとくるみのペスト (Pesto ricotta e noci) は、日本では馴染みが薄いと思いますが、イタリアでは食料品店でトマトソース (salsa di pomodoro)や、先述のペスト (Pesto alla genovese) と並んで置かれていることの多いメジャーなパスタソースです。クリーミーで癖がないため食べやすく、多めの茹で汁と合わせて汁感を出すことで、ペンネ (Penne) やマカロニ (Macaroni) 等のパスタと合わせやすくなります。

⑤のジェノベーゼと同様に、白ワインを加えることで味に深みが増しました。


材料(2食分)

ペンネ:約200g

パプリカ (peperone):1個(赤色が合う)

ベーコン (pancetta):半パック (約30g)

白ワイン:少々

バター:厚さ約5mm

ペスト:たっぷり

塩:パスタを茹でる時に使用。

茹で汁:ちょい多め (約150ml)

胡椒:少々


調理手順

1. 湯を沸かす。

2. 湯を沸かす間に、パプリカを食べやすいサイズに切る。

3. バター、パプリカを中火で炒める。2分程炒めたら、白ワインとベーコンを加える。野菜が柔らかくなるまで炒めたら火を止める。

4. 茹でたパスタを、野菜を炒めていたフライパンに移す。多めの茹で汁と、たっぷりのペストを加えて、中火で2分ほど和える。


コメント

リコッタとくるみのペストは、チーズの使用量が多く、大変クリーミーです。なので、白ワインやパプリカなどの水気の多い野菜を加えるとさっぱり感が増し、味が整う印象です。


いかがでしたでしょうか?

是非、皆さんも試してみてください。Buon appetito!


では、また(Part 2)でお会いしましょう〜

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