【コロナ禍の留学】留学前の不安と対処法

Ciao! イタリアのミラノ工科大学に留学しているYoshiiです。

この記事では、不確定要素の多いコロナ禍での留学準備と、初の試みである研究留学の準備において、僕が直面した沢山の不安やストレスと、自己流のそれらへの対処法を紹介したいと思います。これから留学を開始する方々、良ければ参考にしてください!


・留学前の不安・ストレス

①所属大学からの渡航許可

コロナの世界的流行により、5月末に発表された学内基準では渡航できない可能性の方が圧倒的に高かったですが、国内での急速なワクチン普及により、7月上旬に急遽大学から渡航許可が下りました。今年1月に学内の交換留学選考に通過してから、常に国内の新規感染者数の変化に一喜一憂していました。


②留学先で良い人間関係を築けるか

今回の留学でお世話になる研究室を、海外大学院進学時の第一志望としているため、研究室の学生や教授と仲良くなれるかという不安がありました。留学前に1番ストレスとなっていたことは、教授が忙しくて、4月に送ったメールに対して2ヶ月間返信をくれなかったことです。(勿論、催促のメールもしましたが…)


③そもそも目の前の研究が上手くいかない

修士の研究では、実験系の内容をやっているのですが、1月から三ヶ月かけて準備した実験で期待通りの結果が得られず辛かったです。留学先に実験結果を持って行き解析作業を行う予定でしたので、尚更留学先での活動が不安になりました。


④留学先での健康問題

ちょっとだけ不安でした。イタリアのワクチン接種率が高かったのと、上記のストレスが強すぎたせいで、異国でのコロナ感染に対する不安は比較的少なかったです。


⑤トビタテ奨学金の受給適用外

奨学金をもらえなくても留学すると決めていたので、あまりダメージはないです。けど、周りの奨学金を受給しているトビタテ同期に対しては、少しジェラシーを感じちゃいます。

これを読んでいる奨学生がいらっしゃいましたら、是非ミラノに遊びに来て、僕の豪勢なもてなしを受けて、お小遣いください。


・不安の対処法

①周りのサポートと自分の努力を振り返る

留学のスタートラインに立つために、周りの人の沢山のサポートと、自分が今まで積み重ねてきた努力があり、さらにそこに幸運も重なって留学に行ける可能性が生まれたと考えると、留学に行けるかどうかに関わらず、自然と周りへの感謝と、自分を褒めたい気持ちが生まれて楽になりました。


②身近な人に話を聞いてもらう

友人や恋人、家族など、身近で頼れる人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが大分楽になりました。嫌がらず親身に聞いてくれた人達、本当にありがとう!


③目の前の事を頑張る

将来の不確実性は自分の力ではどうしようもないので、自分の力でどうにかできる目の前の事を頑張ろうという意識を持ちました。同時に、ストレスの多い精神状態で頑張れている自分を褒める事もとても大切!


いかがでしたでしょうか?

コロナ禍の留学前に直面する不安やストレスを乗り越えられれば、留学中に直面するトラブルも些細な事に感じる事が出来る強いメンタルが手に入ると信じています。また、留学を考えている人が周りにいたら、きっとその人もあなたと同様の不安を感じているでしょうから、お互いに励まし合ってください。大丈夫、絶対にお互い留学に行けるって。

それではまたお会いしましょう〜。


夕方のSforzesco城の近く


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