【女一人旅】海外ドミトリー生活の秘訣

Ciao! イタリアミラノに建築留学+欧州旅行をしていたスズがお届けします。

今回は、私が実際に3か月間バックパック生活をし、30以上のドミトリーで寝泊りする中で学んだノウハウをみなさんに共有したいと思います。

合計11カ国63都市をまわる長旅でした…!


1.ドミトリーとは?

2.ドミトリーの選び方

3.ドミトリーでの必需品

4.ドミトリーでの心構え

の順に説明していきましょう!


1.ドミトリーとは?

ドミトリーとは、通常のホテルとは異なり、部屋ではなくベットを借りる形式の宿のことを指します。

つまり、他人との相部屋で睡眠することが前提になってきます。

女性専用の部屋もありますが、混雑具合や宿によっては男女混合の部屋も少なくありません。

個室ではない分旅の大部分の出費となる宿泊費用がぐっと抑えられるのがドミトリーの最大の魅力です。

また、多くのドミトリーには寝室とは別にリビングやキッチンがあることが多く、自炊が可能なところも多いです。



2.ドミトリーの選び方

ドミトリーを予約する際のポイントは以下の5つです


・地域最安値ではないか

実はこれ、最も気を付けていました。

というのも、いくら宿の情報を調べてもその日泊まる同部屋の仲間は選ぶことができないからです。

何度か最安値の宿に宿泊したこともありますが、やはり少し様子のおかしい人やなぜかずっと定住して一切出かけない人など、怪しげな人が多くなる傾向があります。

1000円~2000円の差なら、最安値は避けることをお勧めします。


・口コミに大きな問題はないか

私がドミトリーを予約する際は主にBooking.com Airbnbのアプリを活用していました。

Booking.comであれば、最低7.5以上、できれば8.0以上が安心です。

急な予定変更で一度だけ6.2の宿に泊まったことがありましたが、周辺の治安は悪く、ロッカーがなく、二段ベットは揺れ続け、バスルームは鍵が閉まらず、大家はずっと夫婦喧嘩し続けるといった状態で一晩耐えたことがあります…。

口コミは、よくよくチェックしてから予約することをおすすめします。

そして評価を確認しがてら、以下のポイントにある設備などの情報も要チェック!


・自由に使えるキッチンはあるか

貧乏旅行においてはとても大切なポイント。

なぜならヨーロッパには日本のような安くてうまい外食はないのです。

普通に食事をするだけでも12~18€(約1500~2000円程度)はかかると思ってください。

最悪スーパーで買ったチルドを温めるための電子レンジか簡単な鍋だけでもあるとずいぶん違います。

キッチンなしの宿を予約するときは、その時に発生する外食費用も含めて検討すると◎


・洗濯機あるいは歩いていける距離にコインランドリーはあるか

長旅になればなるほど、洗濯は死活問題です。

身軽にするためには服を減らしてその分洗濯回数を増やす。

コインランドリー代金を節約するならその分服を増やす。

次に行く国の気候を考えながら、ベストな枚数に微調整をし続けた毎日でした。

そんな中で、日中外出して日暮れにコインランドリーに出かけるとなると、可能な限り近い方が安全です。

そんな時はドミトリーで「誰か洗濯行かない~?」と誘って複数人ででかけたこともありました。

あるいはドミトリーによっては、10€程度で洗濯機を貸してくれるところもあります。

その地域のコインランドリーの相場を見つつ検討してみましょう。

(ちなみに、「洗剤を持って行って手洗いすればいいや!」とお思いの方もいるかもしれませんが、多くのドミトリーのバスルームには「バスタブでの洗濯厳禁!」と張り紙がされています…泣

私は個包装の洗剤を持参し、こまめに洗いたいインナーなどを洗面台で洗う程度にとどめました。)


・備え付けのロッカーがあるか

ドミトリーはやはり不特定多数の他人と寝泊りする場所です。

可能であれば鍵付きor鍵をつけられるロッカーが備え付けられているところをおすすめします。

鍵やロッカーがない場合の対策については、次の3.ドミトリーでの必需品にて!


3.ドミトリーでの必需品


・複数サイズの鍵

渡航前なら100円ショップで購入したもので構いませんので、できたら番号で開けるタイプのダイアル鍵を複数の大きさで準備することをおすすめします。

というのも、備え付けのロッカーは大抵鍵はないor有料貸し出しのことが多く、自前の鍵を持っておくに越したことがないのです。

どんなタイプのロッカーが来ても対応できるよう、私は以下のアイテムを常に携帯していました。

自転車用のワイヤーロックは、ロッカーがないときや大きな荷物が入らないときに自分のリュックをベットのポールなどに固定するときにも活用していました。

朝起きて、「リュックごとなくなってる!!」なんて最悪ですからね…。


・防水バック

自分の荷物から目を離さないといけない時間は、やはりシャワーのタイミング

私は念のため、貴重品は防水バックに入れてシャワールームの内部に持ち込んでいました。

シャワー室は鍵がかかることもあれば、ただカーテンを閉めるだけのところも…。

脱衣所に置いておくのも不安だったので、これはとっても活躍したアイテムです。

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私はこのIKEAの防水バックをミラノでルックス買いしましたが、防水バックとしてはもちろん、コインランドリーに行くときのバックになってくれたりと結果的に大助かりでした!


・速乾セームタオル

シャワーつながりでもう一点。

パッキングをしてみるとわかるかと思うのですが、とにかくバスタオルってかさばります。

拭きごごちは正直良くないけれど…、さっと拭けてベットポールに干しておけばすぐにカラッと乾くのでおすすめです。

個人的には乾燥後カピカピに硬くなるものより、布の柔らかさのまま折りたためるタイプがおすすめ。

使用していたのはミラノのAmazonで購入した下のタイプ、残念ながら日本では在庫切れのようですが、ご参考までに!

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・小型ドライヤー

髪が短い方は必要ないかもしれませんが、横着ロングヘアの私には絶対必要。

実際、宿に行ってみたらドライヤーがなかったり有料だったりが多く、活躍してくれました。

持っているのを見つかると女子たちの貸して貸してで少し大変ですが、おすすめです。


・ビーチサンダル

日本人たるもの、やはり部屋の中では外靴を脱ぎたいもの。

しかし欧州の人たちは寝室まで靴で入る文化。

ビーサンは室内履きとしても重宝しました。

そして何より、はだしにならざるを得ないバスルームは大体水浸しで、かなり汚いことが多いです。

安物でよいので、さっと洗えて拭けるビーサンを一足持っておくと◎


・洗濯洗剤

コインランドリーでは洗剤は有料なことも多いです。

私は個包装タイプの洗剤を日本から持参して、ジップロックに入れて管理していました。

粉タイプは軽くて便利ですが、白い粉は何かと空港などで面倒になるかもと思い液体タイプを選びました。

結果的に液体タイプはわずかに漏れ出すのか後半戦はべたつき、ちょっと後悔しましたが…。

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・セキュリティポーチ

例え宿の中であっても、貴重品だけは肌身離さず携帯しましょう。

私は腰に巻くタイプのセキュリティポーチとペチコートタイプのセキュリティーポーチを二つ携帯していました。

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また、眠る時は腰巻を壁側のベットポールに固定して枕の下に隠し、ペチコートは履いたまま眠っていました


・S字フックとワイヤーハンガー

ドミトリーによってはベットにカーテンなどがないことも多いです。

そんな時にS字フックとハンガーがあれば、アウターやスカーフを干しながら簡単に目隠しを作れちゃいます。

洗濯をした日も乾きが悪い服だけベットフレームに干すこともできるのでおすすめです。

ワイヤーハンガーなら持ち歩くときは曲げてコンパクトに出来るし、壊れたら現地でも買えるので悔いなし!


4.ドミトリーでの心構え

ドミトリーは、他人と眠る場所

絶対に安全なんて場所はどこにもありません。

人からもらったお酒やお菓子はやんわり断るか、食べた振りをして受け流しましょう。

本当はただの親切かもしれないけれど…気を抜くことはできません。


一方で、普通のホテルに泊まっていたらできなかった経験も沢山ありました。

リビングで偶然会った人たちとお互いの旅の思い出話を共有する時間はとても有意義でした。

そのままインスタを交換し合えばお互いを知ることができ、スリなどの抑止力にも。

もっと仲良くなったら複数人で観光に出かけたり、一緒に夕飯を作ってカードゲームをした夜もいい思い出になります。

せっかく泊まるなら、積極的に友達になって、安全で楽しい旅に!

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

Arrivederci!! さようなら〜!

tobitate14.europe's Ownd

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